かさの読書記録

すぐ忘れる読書記録 https://youtube.com/channel/UC7XFIu9p2yWXtmrvuYxlwAg

2022-01-01から1年間の記事一覧

休むことも生きること 丸岡いずみ

休むことも生きること 頑張る人ほど気をつけたい12の「うつフラグ」作者:丸岡 いずみ幻冬舎Amazonうつ病は、心の病気ではありません。 という帯の文章。 100パー同意。うつ病は脳の病気。 自分がうつ病になって本当に理解できた。全身症状のある脳病なのだ。…

法廷遊戯 五十嵐律人

法廷遊戯 作者:五十嵐律人 講談社 Amazon 自分は、人とは違って特別な人間なんだと思いこむ時期が誰にでもあるような気がする。そしてそれらは、成長とともに黒歴史となって、特別な人間になれなかった自分をうわあああああと苛む。 太宰治の人間失格を読ん…

モノがなくても、大丈夫!

モノがなくても、大丈夫!作者:麻生夕貴ナンバーナインAmazon図書館で借りてきた。コミックエッセイだったのであっという間に読了。作者は自分で「気付いた」タイプのミニマリストだ。ミニマリストになりたくて、ミニマリストに憧れて、指南書などを読んでモ…

安倍晋三 沈黙の仮面 野上忠興

安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密作者:野上忠興小学館Amazon安倍ちゃんの生い立ちや、学生時代のエピソードと、 野上忠興の決めつけとこじつけが読める本である。何かにつけ、安倍ちゃんが独裁的だと決めつけて、それは幼少期の愛情不足からく…

文豪の死に様 門賀美央子

文豪の死に様作者:美央子, 門賀誠文堂新光社Amazon芥川龍之介や樋口一葉がどうやって死んだかは、教科書で習ったので知っていた。さて、有島武郎や梶井基次郎などは、どうやって死んだんだっけ?と思って読み進めれば、へー、となる。 有島武郎など、びっく…

日本の総理大臣大全

日本の総理大臣大全――伊藤博文から岸田文雄まで101代で学ぶ近現代史作者:八幡 和郎プレジデント社Amazon岸田文雄が100代目。ってなった時、あれ?日本の総理大臣、全員知らないんじゃね?って思った。それで大全。大全って流行ってるのかな。色んな大全を最…

お探しものは図書室まで 青山美智子

お探し物は図書室まで作者:青山美智子ポプラ社Amazonいつも思っているんだけれど、司書さんって一体どれだけの本を読んでいるのだろう。 図書館に行くたびに考える。例えば家庭を持って、家事をこなし、中には育児をしている場合もあり、そして司書としての…

逆ソクラテス 伊坂幸太郎

逆ソクラテス (集英社文芸単行本)作者:伊坂幸太郎集英社Amazon子供が主人公の短編集。短編集ではあるが、伊坂らしい作品間のリンクもある。 子供が主人公とはいえ、子供向きの作品ってだけではない。大人が読んでも最高の読後感。そして子供にも安心して読ま…

大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる 小原雅博

大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる作者:小原 雅博KADOKAWAAmazon自分は高卒だが、大学ではこんなに面白い授業が受けられるのかと思うと大学生っていいななどと無責任に軽く考えた。しっかり学ばなければならない学生さんと、気楽に読書を楽しむ自…

夜明けのすべて 瀬尾まいこ

夜明けのすべて作者:瀬尾まいこ水鈴社AmazonPMSの藤沢さんと、パニック障害の山添くん。 お互い、自分の事よりも相手の事の方が気づける、何だか良い関係。 作者の瀬尾さんも、パニック障害だったと記憶している(ダヴィンチで読んだ気がする)。だから、山…

おしゃ修行 辛酸なめ子

おしゃ修行 (双葉文庫)作者:辛酸 なめ子双葉社Amazonハイブランドなるものに全く縁がないので(某ユニクロですら高いと思っている)辛酸なめ子氏の持っている服のブランドがほぼほぼわからなくて一瞬辛酸なめ子氏を遠くに感じたのだが、そのめくるめく自虐と…

その話、諸説あります。 ナショナル ジオグラフィック編

その話、諸説あります。日経ナショナルジオグラフィック社Amazon最初にお断りしておくと、この本に正解は書かれていない。こんな冒頭の文章から、最後のページまでワクワクしながら読み進めた。世界史、日本史、科学などの諸説が紹介されているのだが、特に…

奇跡の論文図鑑

奇跡の論文図鑑: ありえないネタを、クリエイティブに!作者:NHK「ろんぶ~ん」制作班NHK出版AmazonNHKをぶっ壊す、というフレーズ、まだ小学生の中では流行っているようだ(一部小学生)。コロナ禍において、受信料を半額くらいにしてもいいんじゃないかNHK。…

世界が動いた「決断」の物語 新・人類進化史

世界が動いた「決断」の物語 新・人類進化史作者:スティーブン・ジョンソン朝日新聞出版Amazon最近読みやすい本ばかり読んでいたので、久々に目が滑る。和訳の文体って、どうも馴染まない感じがするのはなぜだろう、訳(やく)が悪いという訳(わけ)ではな…

哲学ch 高橋健太郎

哲学ch作者:健太郎, 高橋柏書房Amazon哲学者をテレビ等のパロディで面白おかしく紹介している。哲学の入門書にしたかったようだが、ある程度哲学者の事を知っていないと笑えないところもありつつ、ニヤニヤしながら読んだ。ちょっと若い人にはわからないであ…

地政学 見るだけノート 神野正史

コロナ後の世界的ビジネス教養がゼロからわかる! 地政学見るだけノート宝島社Amazon地政学さえきちんと習っておけば、自衛隊を解散させようなんていう人たちを支持する人たちもいなくなるんじゃないかななんて思う人たちの一人である自分という人。 当然だが…

名言の真実 出口汪

名言の真実小学館Amazon誤った解釈ばかりではなく、後年にねつ造された名言も紹介されていて興味深い。非常に読みやすい本。ってか、ねつ造された名言って(衝撃)。

開運の作法 清水祐尭

開運の作法:風水・占いよりすごい!作者:清水 祐尭現代書林Amazon著者の経歴が「パーフェクトハーモニー研鑽会副代表」という事で、とっても怪しい本かと思いきや、書かれている事はそれほどスピリチュアル一辺倒という訳でもなくおぉ、良い事いうじゃん・・…

「何もない部屋」で暮らしたい ミニマルライフ研究会

「何もない部屋」で暮らしたい作者:ミニマルライフ研究会宝島社Amazon2015年に発行された本である。そんなに前からミニマリストが普及していたのか。このタイトルの「何もない」というのは、勿論実際に「何もない」わけじゃないのであって、この本を読ん…

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365作者:デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイムUshioAmazonまだまだ世の中には知らないことばかりと、身につまされる本。 あれもこれも、何でも知りたい。

すぐウマ 自炊生活 まきあやこ

やってみたら思ったより簡単だった! スグうま自炊生活作者:まき あやこナツメ社Amazon調理の工程が最大でも3つまでなので、読んでいると非常に簡単そうに見える。揚げ物は180度の油で揚げなければならないと思っていたが、全く違うやり方でから揚げを作…

この世にたやすい仕事はない 津村記久子

この世にたやすい仕事はない (日本経済新聞出版)作者:津村記久子日経BPAmazonあらすじや帯などの前情報を仕入れずにこの小説を読んだので、このタイトルから想像していたような内容ではなく良い意味で裏切られた。 ん?と思いながら読み進めるうちに、あっと…

スピリチュアル系のトリセツ 辛酸なめ子

スピリチュアル系のトリセツ作者:なめ子, 辛酸平凡社Amazon辛酸なめ子氏自身がスピリチュアル系でありながら、スピリチュアル系を賞賛するでもなく揶揄するでもなく、非常に客観的に紹介されている。これぞトリセツだろう。その私心のない冷徹なジャーナリズ…

クジラアタマの王様 伊坂幸太郎

クジラアタマの王様作者:伊坂 幸太郎NHK出版Amazonネタばれにならないように感想を書くのは難しいことを知った。 ただ、この本が書かれた時期を見ると驚くだろう。ちょっとだけ、内容ではなく枝葉に触れた感想。 政治家は悪い事をするためになる、と純粋に思…

世界最強のエコノミストが教えるお金を増やす一番知的なやり方

世界最強のエコノミストが教える お金を増やす一番知的なやり方 賢明なる投資家のためのパーソナル・ファイナンス読本作者:ジョン・ケイダイヤモンド社Amazonいつも思うのだが、儲かっている人が何故その儲け方を人に伝授する必要があろうかと、この手の本を…

世界一やさしい!アロマ図鑑

世界一やさしい! アロマ図鑑新星出版社Amazon世界一とは大きく出たなと思ったが、読んでみると確かにこれは世界一やさしい本であることに異議なし。 アロマをアイドルになぞらえて48精油をキャラとして紹介している。イラスト、漫画、テキストのバランスが良…

ちいさなことにイライラしなくなる本

この手の本はよくある。よく読むけど、だいたいどの本もに似たり寄ったりな内容で、一時的には納得するけど結局すぐイライラするの繰り返しだ。しかし、この本はちょっと他の本とは違う。そもそも何故イライラするのかという理由が、目からうろこなのである…

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編作者:デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイム文響社Amazon読み始めた。 どうしても、1日1ページどころじゃなく読んでしまうが。偉人だけじゃなく、悪人も紹介されているところが面白い。

読書馬鹿になりたいね

1509年、ガイラー・フォン・カイゼルベルクが愛書家の七つの愚行を発表した。第二の書物馬鹿 「次々と書物を読むことで賢くなりたいという書物馬鹿」これですん。七個全部書くのが面倒だったとしても、とりあえず自分は第二の書物馬鹿だったとしても、で…